肉とか焼かなくてイイから、炎が見たい!
焚き火台で肉を焼くのが自分のキャンプの定番だったのですが、1人だと火の番だけしてれば良いけど、複数人のキャンプだと話してる時に焦がしたり、生焼け⇒丸焦げが早すぎたり、油が跳ねて旅季題が汚れるとかで色々面倒になり、純粋に炎を楽しめる焚き火台を探し、柳川市のふるさと納税(直販サイトは11月4日時点で売り切れ中)で「ノリノリライフ ヨコナガ メッシュ タキビダイ」を購入してみました。早速レビュー。
優れたポイント1:炎が見やすく、風に強い
底と横が1枚のステンレスメッシュで覆われているので、「風への強さ」と「炎の全景が見れる」事が両立されてます。薪ストーブのように横をガラスにすれば、風に強い一方、携帯性と燃えやすさが阻害されるし、囲いがないオープンな焚き火台だと、風に弱すぎるので、メッシュは1つの答えだと思います。暖炉みたいな見た目で、実際かなり暖かいです。
優れたポイント2:デカい薪が使えて、火持ちがイイ
アウトドアショップで買える標準的な薪は30センチですが、キャンプ場では40cmしかないこともチラホラ。火床が43cm位あるこの焚き火台なら、余裕をもって燃やすことが出来ます。あとメッシュ焚火台は初めてなのですが、懸念していた火持ちの悪さ(燃えすぎてすぐ巻きがなくなるんじゃないか?)がなく、2,3本の薪で2-30分(場合によってはもっと)楽しめちゃう感じです。TokyoCamp 焚き火台(記事)やFOLBOT Bon Fire Stand(記事)よりも薪の消費量は少ないので、薪の組み替えにアクセクすることなく、落ち着いてゆっくり綺麗な炎を眺めることが出来ます。
優れたポイント3:コンパクトで綺麗な収納
サイトには書いてないですけど、折り畳むと横幅44cm位になるので、実は薄いし、コンパクト。
一番汚れる「メッシュ部分」は、内側に織り込んで収納できるので、収納袋も汚れにくいのが嬉しい。
設置も持ち上げると脚がブラーンとなるので、そのまま置いて、
左右のパネルを立ち上げて
メッシュパネルを置くだけの簡単設置。
優れたポイント4:ふるさと納税なのに発送が早い
ふるさと納税って、注文して1,2か月とか忘れたころにやってくるのが常ですけど、柳川市のふるさと納税で「ノリノリライフ ヨコナガ メッシュ タキビダイ」を頼んだら、1週間位で到着しました。早い!!ただ、直販サイトでも欠品が出ているようなのと、製造元の「乗富鉄工所(水門製造がメイン事業)」の繁忙期が、稲作が終わった後の10月から3月までのようなので、一度欠品すると補充されるかどうか注意が必要かもです。
注意ポイント1:細長いので、薪が組みにくい、着火しにくい
火床が奥行き14cm位しかなく、薪を平行にしか配置できないので、着火させるには、薪をかなり細くして、薪組みしないと火が付きにくいです。
下の状態は、購入した薪の中から細いやつを選んで着火した状態ですが、見事に鎮火しました。
その後、バトニングし、薪をかなり細くした状態で、薪組みし、着火したら、無事に着火しました。その後も、微妙に火が消えそうになったり、過去使っていたTokyoCamp 焚き火台(記事)やFOLBOT Bon Fire Stand(記事)よりも、着火まで手間がかかるし、燃え残ることもあるので、どちらかというと燃えにくい焚き火台だと思います。
注意ポイント2:下が熱くなる
この焚き火台はメッシュの割に灰がこぼれ難いタイプですが、底から地面まで10cm以上あっても、地面は当然熱くなります(焼き芋出来そう)。自分はステンレスのトレーを使っていますが、何らかの対策を講じた方が地面に優しい。
最後にこの焚き火台のメリット・デメリットを整理すると
メリット
・美しい炎の全景を眺めることが可能
・風に強く薪持ちが良いので、ぼーっと出来る
・コンパクトに収納可能で設営も簡単
・40cmサイズの薪が入る
デメリット
・メッシュなので、オープン型と同じように夏は暑い。
・薪配置の自由度が低くて、着火しにくい。
・点いても、火が点いた状態を維持するのに、コツがいる。
火を点けるまで面倒だし、薪組みはし難し、燃えにくい焚き火台なんだけど、一度点いたら、風に強く、火持ちがいいので、忙しく薪をいじる必要がないし、炎の全景が見える魅力的な焚き火台です。
アクセクせずにぼーっと「炎に集中できる」焚き火版「味集中カウンター」が構築可能。
以上、ちょっと癖がある、でも悪魔「サキュバス」のような魅力あふれる焚き火台「ノリノリライフ ヨコナガメッシュタキビダイ」のレビューでした。
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