極厚メスティン「FIRE BANK MST-1」って何？

メスティンは、キャンプの際に自動飯盒として、自分は必ず使うギア。いままで、「MiliCamp MR-250」を使っていましたが、薄いので中央部に熱が集中し、焦げとなってしまうのが気になっていました。そこで熱が分散出来r厚みのあるメスティンを探してみると、通常の2倍の厚みがあるという極厚メスティン「FIRE BANK MST-1」を発見。

自動車関連の金属加工会社とコラボしたこの『極厚メスティン』は、2021年8月9日に生産のための金型が限界を迎えるため最終生産とのアナウンスが出ていましたので、6400円と高価なメスティンで一瞬迷いましたが、入手。

普通のメスティンとの比較

少し角ばった黒い取っ手が一般的メスティンの「MiliCamp MR-250」（左）、少し丸みのある青い取っ手が、極厚メスティンの「FIRE BANK MST-1」（右）です。「MiliCamp」はアルマイト加工がされているため鈍い金属感があり、「FIRE BANK」の方が、輝きがあります。

実際の容量は「MiliCamp」は800mlですが、「FIRE BANK」は、大きさはほとんど同じですが、丸みと厚みの分、750mlとわずかに小さいです。普通のメスティンの「MiliCamp」には、中央部だけ焦げがあること分かります。

ホントに厚いの？

厚みは、比較すると一目瞭然で「FIRE BANK」（下）。持った感じもかなりガッチリした感じです。

蓋の淵の絞り加工をみると、改めてこの分厚いメスティンの製造の難しさを少し感じることが出来ます。蓋自体も、密閉度が高いです。

購入直後ですが、既に多くの苦労の後。個人的には、こういう傷？や成形痕は、たまらなく好き。

その他比較画像

「FIRE BANK」のリベットは、少し大きなものが２つ。位置がMilicampと違います。

「FIRE BANK」の側面は、わずかに盛り上がりがあります。これにより炊飯時の吹きこぼれが、減少しそうなのは、良い。

実際に使ってみた感想

先日レビューした極厚メスティンの「FIRE BANK MST-1」と同じくレビュー済みの「Esbit ポケットストーブミディアムWS」にダイソーで買った「固形燃料」を加えて自動飯盒にチャレンジ。

20－30分位、水に浸した後に、さっそう炊飯開始

あとは待つだけです。厚みがあるので、熱が均一になるからか、特定の場所が焦げ付く事もなく、20分待つだけで炊飯完了。

吹きこぼれゼロで、うーーん、簡単すぎる。
現時点で入手出来る最高の組み合わせ。素晴らしい。

まとめ

至極といえるこの極厚メスティンは、もう作られないかもしれませんので、大切に使いたいと思います。もしかしたら幻のメスティンになる可能性もあるので、気になる方は手に入れられるうちに入手をお勧めします。

分厚いアルミを使っている事もあり、火のまわりが良く、焦げ付きにくいるので、凄く使いやすいメスティンでした。こういう焦げやすい味付けごはんが、焦げ付きがほぼなく作れるのが凄い。

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