デスクトップスピーカーにこだわりたい!
実は自宅のオーディオに300万位使っている愛好家なのですが、こだわりたくないので避けていた「デスクトップスピーカー」。オンラインでの仕事が当たり前になったのもあり、いよいよ検討することにしました。
高音質となるとオーディオメーカーの「DYNAUDIO Musicシリーズ」や「KEF LSX」などもあるのですが、どれも大きくて候補外。
それで国内外で評価が高く、サイズ的にちょうど良い「ruarkaudio MR1 Mk2」を購入してみました。
ruarkaudio MR1 Mk2
外観
色は白に近い「ソフトグレイ」をチョイス。イギリス製のファブリックは高級感があります。
接続可能端子
Bluetooth以外に3.5㎜ピンジャックのアナログ入力や光デジタルに対応しているのが貴重。レコードやDDコンバーターなどと直接接続できるのが魅力。サブウーファー出力もあります。
ちなみに電源部分は、割と小型なので、設置もしやすいです。
右側のスピーカーに電源を接続するので、左側のスピーカーには、専用ケーブルで音声+電源を伝送するようです。
コントロール機構
右側のスピーカーの天辺に、音源の切り替え+音量の調整が出来るダイヤルがあり、押し込むと「切り替え」、回すと「音量の調整」が出来ます。
この手のスピーカーでは結構珍しい薄型リモコンが付属していています。すごく便利。
設置について
ちなみにこのスピーカーのバスレフポートは、底についています。
このタイプのスピーカーは、スタンドがないと本領を発揮できないので、ネットで組み合わせて使っている方のいた「Kanto S2」を購入してみました。
早速セット。バスレフポートを塞がずに、耳に向けてイイ感じに角度が付きます。
音質レビュー
それで実際の音なんですけど、
・解像度
今まで使っていた1万位のBluetoothスピーカーとは桁違いに凄いが、高域のギラついた聞き疲れるタイプではなく、解像度がありながら押し付けないウォームなサウンド。当然、アーティストの息遣いを感じるようなレベルではないが、デスクトップスピーカーに求めるものではないし、音楽自体を楽しむには十分すぎる解像度。
・音場
音場は奥に展開するタイプで、音離れや押し出しが強いタイプではないので、遠くから聴くと物足りなく感じる音楽もあると思います。ただ、BGM的に聴いたり近くから聴く分には、素直な音で聴きやすい。
・音域
Bluetoothスピーカーにありがちな、どのかの帯域を誇張した無理やり感はなく、全体的にフラット。解像度を維持しながら落ち着いた高域とサイズの割に不足感のない低域(感)がある。大型のスピーカーであれば、低域の量感や可聴域外の低域を出せますが、逆に設置場所を選ぶ。この位の低域が設置場所を選ばないので、丁度いい。
・音源による差
Auxの方が音は良いが、Bluetoothもかなりいい。どれでも不満はないと思う。
・ノイズ感
一部のBluetoothスピーカーでは、無音の時の「サー」というノイズ音が気になるものがありますが、このスピーカーは、電源が付いているのか?そうでないのか?わからない位、静か。スピーカーに耳元が近いデスクトップスピーカーには重要な要素。
まとめ
中域を軸とした音楽をうまく聞かせるタイプのスピーカーです。この解像度やまとまりをピュアオーディオで実現するなら30万は最低掛かるかと思います。
これ以上を求めるとするなら
・サブウーファーを追加してモリモリな低音を求める(SUB-OUT端子アリ)
or
・ピュアオーディオの世界で、解像度の高度化を目指す。
のどちらかだと思います。
7万円というのは、Bluetoothスピーカーとしては高額だと思いますが、逆に7万でこの位のレベルの音が出るとなると「俺の趣味のコスパ」って。。って自問しちゃう位、良いスピーカーでした。B&Oに代表されるようなモノラルサウンドではなく、スピーカーが2本あるステレオの有難さを改めて感じた1台です。
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