「トング」と「火バサミ」の徹底比較！

トング代表

自分が最初に利用していたのは、「キャプテンスタッグのロングトング」。使い勝手は最高に良くて、何にも困っていなかったのですが、カッコイイのを探した結果、次に買ったのは、「テンマクデザイン革巻きキングトング」。

「革巻きキングトング」は、「ロングトング」に比べて、開くスプリングが柔らかいので、閉じる動作が軽いのは良いのですが、先がリフターを兼ねる形状に関係して、使いにくかったので、先をペンチで直して使っていました。

一方、ずっと気になっていたのは、「火ばさみ」。でも高価な「トング」や「火ばさみ」は鉄製が多いですが、錆びるし手が鉄臭くなるので、あまり好きじゃない。

そんなときAmazonの高度なレコメン機能がステンレスの「火ばさみ」の「CAMPING MOONのステンレス火ばさみ」をおススメしてきたので、即買い。

大きさは同じくらいですが、重さは「キングトング」150gに対して、「火ばさみ」400gOver。ずっしりした重さがあります。

「革巻きキングトング」は、薄い革張りになっていて、「ステンレス火ばさみ」は、ケヤキ製でどこかで見たことある握りやすい形状。購入時はべた付いていたので、サンドペーパーと蜜蝋で仕上げてあります。

標準のキングトングは滅茶苦茶使いにくいですが、ペンチで加工してあるので、普通に使えます。一方、火ばさみはシンプルな形状。

木材を持ってみます。「革巻きキングトング」は、非常に軽い力で持つことが出来ますが、振ってみると木材がグラついてしまい、十分にグリップできていない。普通に使うことはできますが、重い木材は握りにくいかと。

一方「ステンレス火ばさみ」は、全ての指で握りしめてホールドするので力が入りやすい。先の形状も1点で抑えるため、しっかりグリップ出来る。重いし、操作性は「トング」の方が良いが、ガッチリ木材を持つという、シンプルな機能性は、「火ばさみ」が優れていると思う。

改めて考えてみると、摘むという動作の延長が「トング」であり、握る動作の延長が「火バサミ」。どちらが力が入るかは、当然の結果でした。なので。
軽くて、開閉が楽なのは、「テンマクデザイン革巻きキングトング」
ガッチリ薪をもてるのは、「CAMPING MOONのステンレス火ばさみ」
という結果でした。

まぁこれからのキャンプで試してみて、どっちがいいかを悩もうかな。こんなのもキャンプの楽しみ。