秋から冬にかけて活躍する「ブーツ」。見た目はカッコいいけど、蒸れるし、硬くて足が痛くなるしで、”快適に履く”のは結構難しい靴です。
一方、ディアスキンの”柔らかさ”や”通気性の良さ”は、「ディアスキンのアランジャケット」で実感済みなので、
「ディアスキン製の靴」が売ってるなら、快適なのでは?
と思い、探したものの「Lloyd Footwear」か「Trikers」などで、多少販売しているけど、気に入ったものが見つからない。
そんな時に、たまたま「ふるさと納税」で、ディアスキン製のセミフォーマルなブーツを発見・購入してみて、すごく良かったので「ふるさと納税で購入できるディアスキンのブーツ」の魅力について、書いてみたいと思います。
そもそもディアスキンの特徴って何?
多くの方は、既にご存じかと思いますが、レザーのカシミヤと言わせる高級レザーの「ディアスキン」。復元性が高く・柔らかく・水にも強い特徴があるので「ジャケット」/「靴」/「手袋」に最適なレザーと言われています。改めて、その特徴について書いてみたいと思います。
超極細繊維の立体構造による”通気性”の良さ
レザーの中でも通気性が高いと言われる「ディアスキン」。その秘密は繊維の太さが、1千万分の15mmつまり1.5nm(ナノメートル)という超極細による立体構造。(画像はネットから)

工業製品でも太さが8-9nm以下を超極細と言う事からも、その細さが分かります。この細い繊維が「立体的な構造」となっているため、軽く・通気性が良い様です。
ちなみに前出のカシミヤの繊維の太さは、15ミクロン前後。ディアスキンは、それの1万分の1の太さという事になります。(自然に由来した構造なので単純比較は出来ないとは思いますが。)
復元性
「ディアスキンの復元性の高さは」持っているレザージャケットで体感済み。腕の部分、一見シワっぽく見えても

こんな感じで元通り。

ふるさと納税で購入できるディアスキンのブーツとは?
ここから、ふるさと納税で購入した「ディアスキンのブーツ」をご紹介します。
FORESENT製セミフォーマルブーツ
今回購入した「ディアスキン製ブーツ」は、どうやら山梨県にある害獣駆除等で処分された鹿を使ったディアスキン製品を販売しているサスティナブル企業「FORESENT」製。野生鹿の1枚革を使ったセミフォーマルブーツです。
全景
形はワークブーツみたいな感じの1枚革を使ったセミフォーマルブーツで、カジュアルなセットアップからジーンズまで、相性が良さそうな感じです。よくある8ホールブーツで、上段3つフックになってるのが、特徴。

サイド
「ディアスキン」ならではの、シボが魅力。販売サイトに「野生ならではの傷がある」との書いてあり、実際に傷はありますが、ベロの部分など見えない部分に上手に隠して作ってあります。この辺りは革を無駄なく使う企業姿勢を感じて、とても好感が持てます。

やや薄手でスッキリした造形。柔らかく成型が難しい「ディアスキン」でも、トゥがしっかり作られていて、ステッチの綺麗さなど、非常に丁寧に作られているのを感じます。

踵(ヒール)
ヒールカップがテキトーに作られていて、「スポスポ」抜けちゃう靴ってたまにありますが、非常にシャープに作られています。特に鹿革の様に柔らかい革で、この様な綺麗なヒールカップを作るのは難しいと思います。

ソール
安定のビブラム製のソール。ドレスらしく厚みが抑えられていて、使用しているレザー同様に柔らかいタイプを使っている様です。

重さ
691グラムと、履き心地の軽やかさに反して、レザーブーツとして標準的な重さです。(やや重めのレッドウィング アイリッシュセッターは、750g前後)

履き心地
期待の履き心地ですが、普段蒸れやすくて、それによる不快感や疲れを感じる事もあったのですが、展示会で一日中歩きっぱなしの時でも「全く蒸れる事がなく快適」でした。
更にくるぶしまで固定してるレザーブーツだと、しゃがんだり”し難い”事もありますが、足首部分も柔らかくストレスフリー。車の運転も、レザーブーツを履いていると思えない位、スムーズに出来ます。
ただ、付属インソールがペラペラで足裏が少し硬かったので、取り外して、定番の「SPENCOのインソール」に交換しました。クッション性も上がり、もはやスニーカーの様な快適さに。蒸れるスニーカーもありますから、ある意味スニーカー以上かも。

ふるさと納税で購入したディアスキンブーツ まとめ
「ふるさと納税で購入できるディアスキンのブーツ」について、メリット・デメリットを整理します。
Pros
・ブーツ特有の「蒸れ」がなく、非常に「柔らかい」(素材の特徴)
・トゥやヒールカップなど、丁寧に作り込まれている(製品の特徴)
・駆除されたサスティナブルな鹿革を利用する企業(ブランドの特徴)
・ふるさと納税で還元率30%越え
Cons
・ディアスキン特有のシボと控えめな光沢感
・ハードな利用による傷で銀面の剥離するリスクがある(素材の特徴)
・インソールがペラペラで交換しないと足裏が痛い
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