焚火周りでゴトク兼テーブルになる万能選手「ノリノリライフ スライドゴトク」レビュー

キャンプ小物

前回、小悪魔的と書いた「ヨコナガ メッシュ タキビダイ」(記事)は、実はノリノリライフの第2号の製品。第一号は今回紹介する「スライドゴトク」です。製造元の乗富鉄工所の皆様が、アウトドア製品の中で、自分たちの技術が活かせるものを多く試作し、検討の末出来た第一号のようです。実際、この後紹介するように、シンプルなのに、機能美溢れるキャンプギアです。

優れたポイント1:唯一無二のエクステンション機構

ゴトクとして考えると、脚のエクステンション機構を持つモノは世の中にありますが、ゴトク部分が伸び縮みする製品は、多分これしかないと思います。また、テーブルとして考えても、エクステンション機構を持つテーブルは他にありますが、焚火周りで使えるものは、皆無。独自のポジションを築いているギアだと言えます。ちなみに、脚は取り外しできるようです。

優れたポイント2:唯一無二のコンパクトさ

表:(30×15×3cm)横幅は売ってる薪と同じサイズで薪と一緒に収納しやすくなっていて、

裏:脚のの長さ(10cm)は、収納時に交差しない(厚みが少ない)ギリギリの長さとなってます。

ぱっと見分かりにくいけど、下部に写っているのが「スライドゴトク」。寸法3cmはフィールドホッパー(1.9cm)より厚いですが、凹凸を加味しての3cmなので、実際はもっと薄く感じます。エクステンション機構を非常に薄く、合理的に実現しているのが凄い。

優れたポイント3:焚き火テーブルとしての実用性

焚火って、”座ったまま”色々なギアを取りたいので、テーブルは奥行きよりも横の幅広さが重要。この「スライドゴトク」は、奥行きは15cmしかありませんが、横幅はユニフレームの焚き火テーブルより広い58cm。実用を維持したまま、コンパクトになってます。

焚火でよく使う「手袋、ナイフ、トング、着火剤とかが入ったポーチ」が全部置けます。

別のタイミングだと扇風機をセットしてます。

扇風機のクリップでテーブルを挟めて固定。

注意ポイント1:高さが低い

一般的に焚火周りのテーブルって低くても20cmですが、「スライドゴトク(レギュラーフット版)」は、高さが10cmしかないのが、気になる人がいるかもしれません。恐らく畳むとき、左右の足が干渉しないギリギリのサイズを狙っての事だと思いますが、もし、厚みよりも高さを重視する人は、ふるさと納税にはありませんが、付属のレギュラーフット(10cm)から、「ヨコナガメッシュタキビダイ」に付属している15cmと交換したり、20cm版を買ってみることをお勧めします。

注意ポイント2:グニャっとなる

3回に1回は、上手くスライドできずに、下の写真みたいにグニャっとなります。まぁ、全く問題ないんですけど、もう少し何とかしてほしかったな。という希望があります。

最後にこのゴトク/焚き火テーブルのメリット・デメリットを整理すると
メリット
・コンパクト/独自のエクステンション機構
・テーブル/ゴトクとして使える万能性
・耐荷重15㎏の堅牢さ
・薪と同じサイズで、コンパクトに収納可能

デメリット
・高さが低い?
・畳むときにグニャっとする
・値段が高い

独創的な機構を持つ機能美溢れるゴトク兼テーブルとして、焚火周りで大活躍するギア。値段以外は誰にでもお勧めしたいアイテムです。

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