BMW X1に乗って6年が経ち、「そろそろ新しい車に乗り換えたいな…」と思いつつも、今の車(X1 25i / 4気筒 231馬力)に不満も故障もないため、なかなか踏み切れずにいました。
ただ、次に買い替えるなら「せっかくならBMW伝統のシルキーシックス(直列6気筒)に乗ってみたい」という思いはずっと胸の中に抱いていたのです。
そんなある日、暇をつぶしがてら軽い気持ちでBMW認定中古車ディーラーへ。そこで偶然出会ったのが「BMW M340i xDrive(G20)」でした。試しに高速試乗をさせてもらったところ、6気筒エンジンがもたらす圧倒的な吹け上がりと立ち上がりの鋭さに魅了され、気づけばその場で契約書にサイン(やってしまいました…)。
今回は、衝動買いしてしまうほどの魔力を秘めたBMW 3シリーズ M340i xDrive(G20後期LCIモデル)の魅力と、実際に乗って見えたリアルな注意点・カスタム対策を徹底解説します。
即買いしたくなるBMW M340i xDrive(G20)の魅力
3シリーズ最後?の直列6気筒(シルキーシックス)B58エンジン
M340iは、3シリーズの最上級ラインとなる「M Performance」モデルです。心臓部には、BMWの代名詞とも言える3.0L 直列6気筒ターボエンジン(B58型)を搭載しています。
このB58エンジンは、GRスープラやBMW Z4にも採用されているスポーツ志向のユニット。実際に試乗した際も、BMWの6気筒特有の滑らかな回転フィール、吹き上がりのレスポンス、そして耳に心地よいサウンドに一瞬で惹き込まれました。
最高出力387PS、最大トルク500Nmというスペックは、一昔前の本格Mモデルにも匹敵するパワーです。最初にアクセルを踏み込んだ瞬間は「速すぎて怖い!」と感じるほどの加速感でしたが、同時に「走るのがめちゃくちゃ楽しい!」という感動が勝りました。

※写真はWikiより
欧州市場を中心に電動化(ハイブリッド・EV化)が加速しており、現行のM340iも海外ではマイルドハイブリッド化が標準となっています。次期3シリーズでは純ガソリンの直6モデルが消滅する噂もあるため、「今ならまだ買える純粋な内燃機関の名車を確保しておきたい」という強い想いも購入の後押しになりました。

ドライブモード切替で変貌する走りの楽しさ
走行モード(エコプロ/コンフォート/スポーツ)を切り替えた際の変化量が非常に大きいのもM340iの魅力です。
スポーツ(スポーツプラス)モード僅かなアクセル踏み込みにも敏感に反応し、一転して獰猛な「リアルスポーツカー」に変貌します。車内に響き渡る官能的なエキゾーストノートも走りの気分を高めてくれます。
コンフォートモードアクセル操作に対してマイルドかつ上質な反応を見せ、普段使いや長距離ドライブに最適な「静かで速い高級セダン」として振る舞います。

1台で洗練された高級セダンと本格スポーツカーの2つの顔を楽しめるため、非常に満足感の高い仕上がりです。

程よいキドニーグリルと美しいセダンの外観デザイン
近年のM3や4シリーズなどで採用されている巨大なバーチカル・キドニーグリルは好みが分かれるデザインですが、G20型(3シリーズ)はバランスの取れた程よいグリルサイズを維持しています。「適度なサイズ感のグリルで、最新の直列6気筒に乗る」となると、このM340i xDrive(G20後期LCI)がベストな選択肢になります。

元々は荷物が載せやすいワゴン(ツーリング)を検討していましたが、セダンならではの後ろ姿や、伸びやかなサイドビューの美しさに一目惚れしてしまいました。リアトランクは奥行きがしっかり確保されているため、日常の買い物や旅行の荷物程度であれば十分な収納力があります。

ワゴンとは異なる、これぞセダン!と思う美しいサイドビュー。

実際に乗って分かった不満点とおすすめ対策
赤外線カットのないガラス(遮熱フィルム必須)
BMW全般に言えることですが、標準ガラスの赤外線(IR)カット性能が低く、夏場はジリジリとした暑さを感じやすいのが残念なポイントです。
対策:
フロントガラスおよびフロントドアガラス3面に、透過率を損なわない透明断熱フィルム(クリアフィルム)を施工することで車内の快適性が劇的に向上します。
純正ハーマンカードンスピーカーの音質(B&W等への換装)
M340iには上位グレードの「ハーマンカードン(Harman Kardon)サウンドシステム」が標準装備されていますが、車格や価格帯を考慮すると音質の解像度に物足りなさを感じる場合があります。
対策:
トレードインタイプの高音質スピーカー(Bowers & Wilkins仕様や社外デッドニングキットなど)へ換装することで、よりクリアで臨場感のある音響空間にカスタム可能です。
ナビの使い勝手とインテリアの差別化不足
ナビの使い勝手:
最新の車内OS(カーブディスプレイ)は画面が見やすい反面、以前のモデルのようにサブレーン情報(次のカーブやSA情報等)が使いやすく表示されない点に少し使いづらさを感じます(※Googleマップ等のナビアプリ併用で対応可能)。
内装の差別化:
M340iは上位モデルですが、インテリア・エクステリアともに通常の3シリーズ(M Sport等)とデザイン上の大きな差がありません。内外装に一目でわかる特別なラグジュアリー感や派手さを求める方の場合は、中古のメルセデスAMGなどを検討候補に入れるのも手です。

中古のメルセデスとかの方が、見た目(と乗り味)が高級なんでお勧めします。
まとめ:BMW M340i xDriveは今こそ乗るべき名車
いくつか日常使いでの改善希望ポイントを挙げましたが、いずれもアフターパーツやカスタムで十分カバーできる範囲であり、車の本質的な価値を損なうものではありません。
BMW伝統の「直列6気筒=シルキーシックス」を純粋に楽しめる環境が残りわずかとなっている今、このエンジンを日常で味わえる満足感は格別です。

純ガソリンエンジンの官能的な走りを楽しみたい方は、ぜひ一度試乗してその魅力を体感してみてください。
にほんブログ村
コメント